歯の知識＞歯周病チェックシート

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　現在、多くの日本人が罹っている可能性がある歯周病ですが、自宅で簡単に歯周病になっているかどうかをセルフチェックできる歯周病チェックシートについて紹介します。

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・歯周病チェックシートで歯周病をセルフチェック！

　平成25年12月28日　『歯の知識』運営者：デンタロウ

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　今回の運営者ブログのテーマは、「歯周病チェックシート」についてです。

歯周病チェックシートとは、歯科医院に行くことなく自分自身で

歯周病にかかっているのどうかを判断するためのチェックリストです。

厚生労働省が発表した「平成２３年度歯科疾患実態調査」によると、

歯周病の可能性がある、または歯肉に問題がある人の割合が、

２０代では約７５％、３０代では約８０％だったそうです。

つまり、ほとんどの人が歯周病にかかっている可能性があるということです。

だからこそ、今回紹介する歯周病チェックシートで歯周病についてのセルフチェックを

してもらおうというわけです。

それでは、本題の歯周病チェックシートについて紹介します。

＞＞＞歯周病チェックシート（出典：日本臨床歯周病学会）一部改編
□朝起きたときに、口の中がネバネバする。
□ブラッシング時に出血する。
□口臭が気になる。
□歯肉がむずがゆい、痛い。
□歯肉が赤く腫れている。（健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている）
□かたい物が噛みにくい。
□歯が長くなったような気がする。
□前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。
□食物が挟まる。

・上記の項目3つにあてはまる：歯周病にかかっている可能性があります。

・上記の項目6つにあてはまる：歯周病が進行している可能性があります。

・上記の項目全てにあてはまる：歯周病の症状がかなり進んでいます。

以上のチェックシートが歯周病チェックシートです。

みなさん、ちゃんと歯周病についてセルフチェックすることができたでしょうか？

実は、今回紹介したチェックシートの他にも様々なチェックシートがあるのですが、

どれを選んでもセルフチェックするには最適だと思いますので挑戦してみてください。

それでは、セルフチェックも済んだので、歯周病についての補足説明をしていきます。

歯周病とは、歯肉炎が進行した状態のことです。

この歯肉炎とは歯の周りにある歯肉が炎症を起こして赤く腫れる歯科疾患のことです。

健康な状態の歯肉はピンク色をしていて引き締まっているのですが、

歯肉炎になると炎症して次第に赤みを帯び腫れだしてきます。

そして、この炎症が歯肉だけでなく歯を支えている骨（歯槽骨）などに広がった状態が

歯周病です。（歯の周りの組織についての詳細は当サイト内にある「歯の構造」へ）

つまり、歯周病とは歯のトラブルというよりは歯の周りのトラブルということです。

そして、歯自体のトラブルでなければ大したことがないと考える人もいるのですが、

それは大きな間違いです。

なぜなら、歯が歯としての機能を維持するためには

歯肉や歯槽骨などの歯の周りの組織の支えが不可欠だからです。

歯周病は歯の周りに炎症を起こして歯を支えている組織を破壊していくので、

歯の機能を妨害するとても厄介な疾患です。

しっかりと歯周病への対策をとるべきでしょう。

今回の歯周病チェックシートで歯周病の可能性が高かった人は、

すぐにでも歯科医院に行って治療を受けることをお勧めします。

それでは、みなさん来年の運営者ブログでまたお会いしましょう！

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