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よく噛むと若返る!
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 日頃の食生活の中でよく噛んで食事をしている方は、いったいどれくらいいるでしょうか?実は、よく噛んで食事をしている方は、噛めば噛むほど若返っているのです。
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・「よく噛む=若返る」の法則について
 平成25年9月18日 『歯の知識』運営者:デンタロウ
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 今回の運営者ブログのテーマは「よく噛む=若返る」という意外な法則についてです。どうしてよく噛むと若返るのでしょうか。そんなことってあるのか思う方も多いでしょう。


 いままで”よく噛んで食べましょう”とアドバイスされたことがある方は多いと思います。それは食べ物をよく味わうことができたり、消化が非常にスムーズになったりと様々なプラス効果があったからです。しかし、今回はよく噛むと若返るんです。


 よく噛むと若返る理由はどこにあるのかというと「唾液」にあります。いつも口の中から分泌される唾液に含まれている成分の一つ「パロチン」こそが若返りの原因なのです。


 パロチンは唾液中に含まれる成長ホルモンの一種です。このパロチンは皮膚などの新陳代謝を活発にしたり、歯や骨の再石灰化を促したりと体全体を若返らせる効果を持っています。例えば、肌の新陳代謝を高めることでシミやシワを防いだりすることが可能です。つまり、パロチンが効率よく分泌されれば若返るということです。若返るというだけでなく、その組織修復能の高さから白内障や更年期障害の治療薬としてもパロチンが利用されつつある現状です。パロチンは今大注目のホルモンなんですね。


 こんな嬉しい効果を持つパロチンが体の中で少しでも増えてくれたらいいですよね。では、パロチンを増やす方法はあるのかどうかというとあります。察しの良い方はもうお分かりだと思いますが、それはよく噛むことです。パロチンは唾液に含まれる成分ですので、パロチンを増やすということは唾液を増やすということです。そして、唾液は”噛めば噛むほどに分泌される”特徴を持ちます。だいたい一口に数十回しっかり・ゆっくりと噛んだら十分です。それだけで唾液がたくさん分泌されます。ここで注意ですが、片側だけで噛まないようにしましょう。片側だけで噛み続けるとそちら側のみに筋肉がついてしまって顔の歪みの原因となってしまいます。だから、できる限り両側で噛むことを心がけてください。それと効率よく唾液を分泌させるためのポイントですが、飲み物はあまり飲まないでください。飲み物を飲んでしまうとそれによって食べ物が呑み込みやすくなるために噛むという動作をしなくなりやすくなります。できるだけ飲み物を飲まずにしっかり噛んで唾液を分泌させる努力をしてみてください。


 以上が「よく噛む=若返る」の法則についてでしたが、よく噛むことで得られるその他のメリットについてもお話します。

 @小顔になる
 これについては意外に思われた方もいるかとは思いますが、よく噛むことで顔全体の筋肉が鍛えられて、その結果口や顎の周りの「たるみ」を防止することができ小顔になるというわけです。しっかり噛むと顔が引き締まるということでしょう。
 
 A消化が促進される
 よく噛むことによって、食品がよく粉砕されます。そして胃の中入っていく食品が細かくなればなるほど胃の消化作用の効率がアップするため、消化が促進されます。
 
 B食べ過ぎ防止
 よく噛んで食べることで消化が促進され糖質の分解が早くなります。そして糖質がブドウ糖に分解されて血糖値が上がることで満腹中枢が刺激されます。すると食欲は自然と収まっていきます。つまりよく噛むと食べ過ぎることがなくなるのです。


 よく噛んで食べるとたくさん良いことがあります。最近は食べることにあまり時間を費やさない方も多いです。でも、この記事を読んだ方は是非「よく噛む」を日常の食卓で実践してみてください。
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